
前の制作者にお願いできなくなったけど、Studioのサイトってどうやって引き継げばいいの?
Studioで作ったサイトは、Studioのアカウントの中の「プロジェクト」として管理されています。制作者が変わるときや、社内の担当者が交代するときは、このプロジェクトの管理を引き継ぐ必要があります。
この記事では、Studioでのサイト制作を手がける新ゆりデザイン事務所が、Studioのサイトを引き継ぐ方法を、オーナー権限・支払い・ドメインの3つに分けて解説します。
先に結論をお伝えすると、次のとおりです。
- 引き継ぐのは、プロジェクトのオーナー権限・月額プランの支払い・独自ドメインの3つ
- オーナーは招待して追加し、支払いオーナーは引き継ぐ側のアカウントから変更する
- 引き継ぎの途中でプランの変更はしない(サイトが非公開になることがある)
以下で、引き継ぐ前に確かめること、Studioの公式の手順、ドメインの引き継ぎ、よくあるつまずきを順に紹介します。
目次
引き継ぐ前に確かめる3つのこと
まずは、今のサイトが誰の名義でどう管理されているかを確かめます。
| 確かめること | どこで分かるか | 引き継ぎで必要なこと |
|---|---|---|
| プロジェクトのオーナー | Studioのプロジェクトの「メンバー」の画面 | 引き継ぐ人を「オーナー」として招待してもらう |
| 月額プランの支払いオーナー | 「プラン&お支払い」の画面 | 引き継ぐ人のアカウントから支払いオーナーを変更する |
| 独自ドメインの名義 | ドメインを契約している会社の管理画面 | 名義が前の制作者なら、名義の変更や移管を行う |
Studioのプロジェクトのロールには、「オーナー」と「編集者」などがあります。編集者は、ページの編集や記事の投稿はできますが、メンバーの管理や支払いの操作はできません。引き継ぐ人は、オーナーになる必要があります。
Studioのサイトを引き継ぐ手順
Studioのヘルプでは、プロジェクトの管理を引き継ぐ手順が次の4つのステップで案内されています(2026年10月時点)。
1. 引き継ぐ人がStudioのアカウントを作る
引き継ぐ人がまだStudioのアカウントを持っていない場合は、先にアカウントを作ります。会社のサイトなら、個人のメールアドレスではなく、会社で管理しているメールアドレスで作っておくと、担当者が変わっても困りません。
2. 引き継ぐ人をオーナーとして招待してもらう
今のオーナーに、引き継ぐ人のアカウントを「オーナー」のロールで招待してもらいます。すでに編集者として参加している場合は、ロールをオーナーに変えてもらいます。
3. 支払いオーナーを変更する(有料プランの場合)
有料プランを契約している場合は、月額プランの支払いも引き継ぎます。この操作は、引き継ぐ人のアカウントでログインし、プロジェクトの「プラン&お支払い」から「お支払いオーナーを変更」を選んで行います。今の支払いオーナーの側からは変更できません。
4. 前のオーナーがプロジェクトから抜ける
引き継ぎが終わったら、前のオーナーがプロジェクトから抜けます。今後も修正などを頼む場合は、編集者として残ってもらうこともできます。支払いオーナーは自分をプロジェクトから外せないので、先に3の手順を終わらせておきましょう。
画面の名前や手順は変わることがあります。作業の前に、Studioのヘルプ(プロジェクトの管理をクライアントや他の担当者に引き継ぐ)で最新の手順を確認してください。なお、プロジェクトがワークスペースに入っている場合は、メンバーの管理をワークスペースで行います。
独自ドメインの引き継ぎ
Studioのプロジェクトの引き継ぎとは別に、独自ドメインの名義も確かめます。ドメインを前の制作者の名義で契約している場合は、次のどちらかの対応が必要です。
- 今の登録会社のまま、名義(登録者情報)をお客様に変更してもらう
- お客様が契約している登録会社へドメインを移管する
ドメインの設定(DNSの設定)を変えなければ、名義の変更や移管をしても、Studioのサイトはそのまま表示されます。ドメインでメールも使っている場合は、メールの設定も確かめてから進めましょう。ドメインの移管の進め方は、次の記事で紹介しています。
ドメイン移管とは?手順と注意点をやさしく解説
引き継ぎでよくあるつまずき
Studioのサイトの引き継ぎで、よくあるつまずきをまとめました。
- 前の制作者と連絡が取れない:オーナーの追加ができないため、Studioのサポートへの相談や、作り直しを検討する
- 支払いオーナーが変更できない:決済の通貨が違うと変更できない。引き継ぐ側のアカウントで操作しているかも確認する
- 引き継ぎのついでにプランを変えた:無料プランに戻すと、サイトがいったん非公開になる
- テンプレートの権利が分からない:テンプレートの利用条件は出品者が決めている。どのアカウントで購入したかを確認する
これから新しく作る場合は、最初からお客様のアカウントをオーナーにしておくと、引き継ぎで困ることがなくなります。
引き継いだあとの修正や更新は、修正・更新代行でもご相談いただけます。
修正・更新代行
まずは無料相談から
「引き継ぎの手順が分からない」「前の制作者と連絡が取れない」といったご相談だけでも大丈夫です。新ゆりデザイン事務所の無料相談でお気軽にお聞かせください。

Studioのサイトの引き継ぎでよくある質問
Studioのサイトを引き継ぐときに、よくいただく質問をまとめました。
Q1. 前の制作者と連絡が取れません。Studioのサイトを引き継げますか?
プロジェクトのオーナーが前の制作者だけの場合、お客様の側からオーナーになることはできません。まずは、Studioのアカウントや契約の名義が誰になっているかを確かめましょう。
そのうえで、Studioのチャットサポートに相談する方法もあります。独自ドメインがお客様の名義であれば、新しくサイトを作り直してドメインをつなぎ直すこともできます。
Q2. 引き継ぐと、公開中のサイトは止まりますか?
オーナーの追加や支払いオーナーの変更をしても、サイトは公開されたままです。ただし、プランを変えたり、いったん無料プランに戻したりすると、サイトが非公開になることがあります。引き継ぎの途中で、プランの操作はしないようにしましょう。
Q3. 支払いオーナーは、前の制作者の側から変えられますか?
変えられません。Studioのヘルプでは、支払いオーナーの変更は、新しく支払いオーナーになるアカウントから行うとされています。また、前後の支払いオーナーで決済の通貨が違う場合は変更できません(2026年10月時点)。
Q4. ドメインも一緒に引き継ぐ必要がありますか?
独自ドメインを前の制作者の名義で契約している場合は、ドメインの名義の変更も必要です。Studio側の引き継ぎとは別の手続きになります。ドメインを契約している会社で、名義の変更や移管の方法を確認しましょう。
まとめ:オーナー・支払い・ドメインの3つを順に引き継ぐ
Studioのサイトの引き継ぎは、プロジェクトのオーナー権限、月額プランの支払い、独自ドメインの3つを順に進めます。
オーナーは招待で追加し、支払いオーナーは引き継ぐ側のアカウントから変更します。途中でプランを変えると、サイトが非公開になることがあるので注意しましょう。
Studioでのサイト制作をプロに任せたい方は、新ゆりデザイン事務所の無料相談でお気軽にご相談ください。

