
Studioで作ったサイト、そろそろWordPressに移したほうがいいのかな…?
Studioは、デザインにこだわったサイトを手軽に作れる便利なツールです。ただ、サイトが成長していくと、「もっと記事を増やしたい」「会員機能をつけたい」といった理由で、WordPressへの移行を考える方もいます。
この記事では、StudioとWordPressのどちらでもサイト制作を行っている新ゆりデザイン事務所が、StudioからWordPressへの移行を考えるタイミングと、移行の手順、検索での評価を引き継ぐための注意点を解説します。
先に結論をお伝えすると、次のとおりです。
- 記事数・機能・ネットショップでStudioの範囲を超えたときが、移行を考えるタイミング
- Studioのサイトをそのまま移す機能はないので、WordPressで作り直すのが基本
- 検索での評価を引き継ぐには、URLの対応表と転送(リダイレクト)の準備が欠かせない
以下で、移行を考えるタイミング、移行の前に考えておきたいこと、移行の手順、注意点を順に紹介します。
目次
StudioからWordPressへの移行を考えるタイミング
Studioで十分なサイトなら、無理に移行する必要はありません。次のようなことが起きたときが、移行を考えるタイミングです。
| こんなとき | Studioでの状況 | WordPressなら |
|---|---|---|
| 記事がとても増えてきた | CMSのアイテム数にプランごとの上限がある(Personalで1,000件、2026年10月時点) | サーバーの容量の範囲で、上限を気にせず増やせる |
| 会員機能をつけたい | 会員だけが見られるページを作るのは難しい | プラグインで会員サイトを作れる |
| ネットショップを始めたい | 商品を販売する機能はない | プラグインでネットショップを作れる(専用サービスも検討) |
| 予約や複雑なフォームが必要 | 外部のサービスとつなぐ必要がある | プラグインで予約フォームなどを追加できる |
| 記事を細かく整理したい | カテゴリーやタグは作れるが、記事の数が多いと管理が大変 | カテゴリー・タグ・検索などで整理しやすい |
反対に、会社案内やお店の紹介など、情報を伝えることが中心のサイトなら、Studioのままのほうが保守の手間がかからず、運用しやすいことも多いです。Studioでできないことは、次の記事で詳しくまとめています。
Studioでできないこと
移行の前に考えておきたいこと
移行を決める前に、次の点を考えておきましょう。
保守の手間が増える
Studioでは、システムの更新やセキュリティの対策をStudio側で行っています。
WordPressに移ると、本体やプラグインの更新、バックアップなどの保守を、自分か制作者が続けていく必要があります。移行したあと、誰が保守をするのかを決めておきましょう。
費用の内訳が変わる
Studioの利用料の代わりに、サーバー代がかかるようになります。
ドメイン代は変わりませんが、有料のテーマやプラグイン、保守を頼む場合はその費用も必要です。移行にかかる制作費とあわせて、毎月・毎年の費用がどう変わるかを確認しておきましょう。
今のデザインをどうするか
WordPressでは、デザインを作り直すことになります。今のStudioのデザインに近い形で作るのか、これを機に見直すのかを決めておくと、制作がスムーズに進みます。
StudioからWordPressへ移行する手順
移行は、次の5つのステップで進めます。
1. 今のサイトの内容を整理する
まず、今のStudioのサイトにあるページと記事を書き出し、一覧にします。移すページ、まとめるページ、なくすページを決めておきましょう。あわせて、各ページのURL、タイトル、説明文も控えておきます。
2. WordPress用のサーバーを用意する
WordPressを動かすためのレンタルサーバーを契約し、WordPressを入れます。
この段階では、まだドメインは切り替えず、仮のURLや非公開の状態で作業を進めます。
3. デザインを作り、ページと記事を移す
WordPressでデザインを作り、ページを組み立てます。
ブログやお知らせの記事は、Studioから1件ずつ移すか、件数が多い場合はまとめて移す方法を検討します。画像も、WordPressにアップロードし直します。
4. URLの転送(リダイレクト)を準備する
今のURLと新しいURLが変わるページは、古いURLにアクセスした人が新しいページに自動で移動するように、転送の設定を準備します。
WordPressでは、プラグインやサーバーの設定で転送を設定できます。
5. ドメインを切り替えて公開する
準備ができたら、ドメインの設定(DNS)を、StudioからWordPressのサーバーに向け直して公開します。
表示やお問い合わせフォームの動作、転送がうまくいっているかを確認し、問題がなければStudioの契約を見直します。
移行で検索の評価を引き継ぐための注意点
移行で気をつけたいのが、検索での評価です。せっかく積み上げてきた評価を失わないように、次の点に注意しましょう。
- URLはできるだけ変えない。変わるページは、必ず転送を設定する
- ページのタイトルや説明文を、今のサイトから引き継ぐ
- 公開したら、Googleサーチコンソールで新しいサイトマップを送る
- 公開後しばらくは、検索での表示回数や順位の変化を見守る
WordPressとStudioの移行については、反対の方向(WordPressからStudioへ)の記事もあります。移行のときに気をつけたい点は共通しているので、あわせて参考にしてください。
WordPressからStudioへ移行する方法
新ゆりデザイン事務所では、今のサイトの内容を新しい環境へ引き継ぐサイト移行・引越しのご相談も承っています。
サイト移行・引越し
まずは無料相談から
「StudioからWordPressに移るべきか迷っている」「移行の手順を相談したい」といったご相談だけでも大丈夫です。新ゆりデザイン事務所の無料相談でお気軽にお聞かせください。

StudioからWordPressへの移行でよくある質問
StudioからWordPressへの移行について、よくいただく質問をまとめました。
Q1. StudioのサイトをそのままWordPressに移せますか?
そのまま移す機能はありません。
StudioとWordPressはしくみが違うため、デザインやページはWordPressで作り直すことになります。文章や画像は移せるので、移行の前に整理しておくと作業がスムーズです。
Q2. 同じドメインのまま、WordPressに移せますか?
独自ドメインを使用している場合、WordPressでも同じドメインを使用できます。
切り替えのときに一時的にサイトが見られなくなることがあるので、アクセスの少ない時間帯に行うのがおすすめです。
ただし、独自ドメインではなく、Studioに提供されたドメイン(Studioのサブドメイン)でサイトを公開していた場合、同じドメインはもう使用できません。
Q3. 移行すると、検索順位は下がりますか?
URLが変わるページを放っておくと、検索での評価を引き継げず、順位が下がることがあります。
移行の前に、今のURLと新しいURLの対応表を作り、変わるページには転送(リダイレクト)を設定しておきましょう。ページのタイトルや説明文も、引き継いでおくことが大切です。
Q4. Studioの契約は、いつ解約すればいいですか?
WordPressのサイトが公開され、ドメインの切り替えが終わって、問題なく表示されることを確かめてから解約しましょう。先に解約してしまうと、移行の途中でサイトが見られなくなることがあります。
まとめ:Studioの範囲を超えたら、URLを守って移行する
StudioからWordPressへの移行は、記事の数や、会員機能・ネットショップなど、Studioの範囲を超えたときに考えるのがおすすめです。
Studioのサイトをそのまま移す機能はないので、WordPressで作り直すのが基本です。検索での評価を引き継ぐために、URLの対応表と転送の準備をしっかり行いましょう。
移行を考えている方は、新ゆりデザイン事務所の無料相談でお気軽にご相談ください。

